初めてタイの地にシンセイの拠点を築いたのは２００１年。富士通の不採算処理工場の再建を託された形の、そのFUJI　SHINSEI（THAILAND）は順調に顧客様の信頼に応えられるまでに成長しました。そして２００５年、このSHINSEI(THAILAND)はロッジャナ工業団地に設立されました。新たな地に、まっさらな工場を１００％シンセイのポリシーで設計し、稼動させたい・・、それは古い不採算工場の再建という困難な仕事を成し遂げた私たちにとって必然の欲求でした。
一方通行で物が流れ、空気の流れがコントロールされ、ダストコントロールされた検査室へと製品が入る。整然として清潔な処理工場の実現こそタイで行なわなければならない私たちの仕事です。
SHINSEI(THAILAND)、ここにシンセイのポリシーの全てが実現しています。

「タイ人と共に働く」、その当たり前のことがなかなか出来ないのが外国企業の嘆きです。異なる環境で育ち、それぞれの生活習慣を持つ日本人とタイ人。口で言う程にそれは簡単なことではありません。
私たちシンセイは現地と共に歩む企業です。タイの土地をお借りしてビジネスをやらせていただいている、そのことを何時も意識し、彼等を尊重し仲間となることを心がけています。タイに貢献する企業、アジアの中の尊敬される日本、そんな思いをもって世界に通用する表面処理企業を、ここタイに根付かせたいと思っています。